大浦天主堂(国宝)

    長崎居留地に住んでいた在留外国人のために1864年に建てられた国内現存最古の教会堂。1875年と1879年に増改築により外壁も木造からレンガ造に変わったが内部には当初の姿が残っている。天主堂に入ると蝙蝠天井とよばれる重厚な建築様式と、キラキラとしてとてもキレイなステンドグラスを見ることができる。(写真:長崎市提供)

  • 095-832-2628
  • 8:00~18:00
  • 大浦天主堂下電停から徒歩5分
  • 一般600円 中高生400円 小学生300円
  • 長崎市南山手町5-3
  • なし
  • 無休
  • あり

東山手12番館(国指定重要文化財)

    1868年の建設と推定されている初期の洋風建築でロシアの領事館が置かれた。 アメリカ領事館、宣教師の住宅などとして使用された。主屋と付属屋からなる造りで、外壁の下見板張りは国内最古の事例。大理石の暖炉は優雅な感じである。入口前のデッキ部分は風が心地よく、旅の疲れを癒すのにもってこいの場所だ。

  • 095-827-2422
  • 9:00~17:00
  • 市民病院前電停から徒歩6分
  • 入場無料
  • 長崎市東山手3-7
  • なし
  • 年末年始

旧グラバー住宅(国指定重要文化財)

    1863年に建てられた日本に現存する最古の木造洋館。トーマス・ブレーク・グラバーの家。当初、逆L字で、その後増改築を経て、上から見るとクローバーのような形になった。また、グラバー邸の周りには、点在していた洋館を解体・移築して配置し、グラバー園を構成している。 ちなみに、グラバー園の中には3つのハートの石が隠されている。見つけると幸せになれるとか。。。

  • 095-822-8223
  • 8:00~18:00
  • 大浦天主堂下電停から徒歩5分
  • 一般610円 高校生300円 小中学生180円
  • 長崎市南山手町8-1
  • なし
  • 無休
  • あり

活水女子大学

    1879年メソジスト派の宣教師のエリザベスラッセル女史とジェニーギール女史が東山手16番に設立。現在の校舎は1926年に建てられたもの。赤い屋根の大きな建物が東山手の洋館のシンボルとしてそびえ立っている。中には大きなパイプオルガンがあるチャペルがあり、礼拝のときには素晴らしい音色が響きわたっている。

  • 095-822-4107
  • 入場不可
  • 市民病院電停から徒歩5分
  • 入場不可
  • 長崎市東山手町1-50
  • 入場不可

南山手乙27番館伝統的建造物(南山手レストハウス)

    幕末に建てられた石造の外壁を持つ初期居留地住宅で、テラスに木柱と石柱を併用しているのが他に見られない特徴。正面の玄関から大浦天主堂越しに長崎港を一望できる。 歩いて登ると息が切れるので、スカイロードがおすすめ。

  • 095-829-2896
  • 9:00~17:00
  • 石橋電停からグラバースカイロードを利用して徒歩5分 大浦天主堂電停から徒歩15分
  • 無料
  • 長崎市南山手町7-5
  • なし
  • 年末年始

旧長崎税関下り松派出所 国指定重要文化財(べっ甲工芸館)

    1898年に建てられたこの建物は外周を煉瓦塀で囲まれ、建物内部は検査所・倉庫・事務室など、明治時代の税関施設の状況が分かるつくりになっている。 現在はべっ甲工芸館としてべっ甲の技術と技能を保存するために利用されていて、たくさんの貴重な作品を観ることができる。

  • 095-827-4331
  • 9:00~17:00
  • 大浦天主堂下電停から徒歩3分
  • 一般100円 小中学生50円
  • 長崎市松が枝町4-33
  • なし
  • 年末年始
  • あり

東山手甲13番館(伝統的建造物)

    賃貸住宅として明治中期に建てられた。 1・2階とも南西側全面にベランダを設けているのが特徴で、どの部屋からも外を眺めることができる造りになっている。現在、ガイド&喫茶スペースがあり、洋館でほっとしたひとときを過ごる。庭のハート型に刈り込んである葉っぱの壁は写真スポットにもってこいだ。

  • 095-829-1013
  • 10:00~17:00
  • 市民病院前電停から徒歩5分
  • 入場無料
  • 長崎市東山手町3-1
  • なし
  • 月曜日〔祝日の場合は翌日〕、年末年始
  • あり

旧長崎英国領事館

    英国領事館として、上海の英国技師ウイリアム・コーワンの設計に基づき、長崎大浦町の後藤亀太郎が施工、1908年に完成した。敷地まるごと遺っており、領事館本館や職員住宅、塀など住時の姿をよく保っている。明治後半期のレンガ造りの建物で、現在、保存修理を行っている。

  • 大浦海岸通り電停から徒歩3分
  • 入場不可
  • 長崎市大浦町1-37
  • なし

東山手洋風住宅群B棟(市指定有形文化財)/ 東山手地区町並み保存センター

    斜面地を上下2段に造成して、明治20年代後半にまとめて建てられた住宅群の内の1棟。 居留地内の他の建物に比べて密集した形で建ち、内外ともに質素なつくりになっている。 このような形で建物群が存在するのは全国的に見ても珍しいそうだ。 住宅群のB棟は、現在は東山手町並み保存センターとして利用されている。旧居留地に関する資料などを展示している。

  • 095-820-0069
  • 9:00~17:00
  • 石橋電停から徒歩約4分
  • 保存センターは入場無料
  • 長崎市東山手町6-25
  • なし
  • 月曜日〔祝日を除く〕 、年末年始

南山手8番館 伝統的建造物(南山手地区町並み保存センター)

    明治中期に英国人ウィルソン・ウォーカーが建てた質の高い住宅。特徴は、1・2階ともベランダやベイ・ウィンドーを用いるなど変化をつけた造りになっている所。 現在は、町並み保存センターとして居留地時代の古写真などの町並みに関する資料の展示や情報の提供をしている。庭にはバラが植えてあり、開花の時期になるとさまざまな種類のバラが咲き誇る。

  • 095-824-5341
  • 9:00~17:00 
  • 大浦天主堂下電停から徒歩5分
  • 入場無料
  • 長崎市南山手町4-33
  • なし
  • 月曜日〔祝日を除く〕、年末年始
  • あり

旧羅典神学校(国指定重要文化財)

    1875年に完成した地上3階地下1階の建物は、神学校の校舎兼宿舎として使用された。ド・ロ神父の設計で骨組が木造で壁にレンガを積む特殊な構造で、白壁と黒い柱のコントラストが特徴的。

  • 095-823-2628
  • 8:00~18:00
  • 大浦天主堂下から電停から徒歩5分
  • 一般300円 中高生250円 小学生200円
  • 長崎市南山手町5-3
  • なし
  • 無休

旧香港上海銀行長崎支店 国指定重要文化財

    1896年に開設され、在留外国人、中でも貿易商を主な取引先とし、外国為替や香港・上海等における外貨の売買を行う特殊な銀行だった。この建物は、長崎市内最大級の石造りの洋館で、1904年に竣工、2・3階部分のコリント式の円柱が特徴的。

  • 095-827-8746
  • 9:00~17:00
  • 大浦天主堂下電停から徒歩3分
  • 一般300円 小中学生150円
  • 長崎市松が枝町4-27
  • なし
  • 第3火曜日(祝日の場合は翌日)
  • あり